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絵画教室についていろいろ助言をしてくれる人たちが近くにいるのでありがたい。紙粘土という素材は子供に人気があり、造形教室では一週目で形作り2週目で着色&ニス塗りという内容でよく行われているらしい。1週間分頭を悩まさなくていいので早速やってみることにした。 だけどまだ形を作るのは難しいかなと思い花瓶を作る事にした。ガラス瓶の回りにぺたぺた紙粘土を貼付けておはじきやヘラやつまようじを使って模様を描いて、1週間後着色&ニス塗りという流れ。 紙粘土におはじきとかビー玉を埋め込むのも面白そうだけどやらない。というのはこんなことがあったから。以前、友人からガラス瓶にはりつけた紙粘土の表面いっぱいにビー玉が埋め込まれてある珍妙なオブジェをもらった。別に欲しくなかったけど、とりたてて断る理由もなかったので玄関近くの机の上においておいた。もらった時は珍妙に思えたそのオブジェもしばらくすると風景に溶け込んでしまうのはおかしなものだ。数カ月後、オブジェから抜け落ちたビー玉に乗っかって玄関先で転んだ。痛かった。 ビー玉をあまく見るなと先生はあれほどいったはずだぞ 閑話休題。さっそく花瓶づくり開始。ガラス瓶に粘土をはりつけるという単純作業は面白かったらしく、みんな15分位で仕上げてしまった。さて次は紙粘土に模様をつけていく作業だがH君は「やりたくないー」と言い出した。それでもなだめすかして模様を描かせたけど、すぐに押しつぶしてしまう。しょうがないのであまった粘土で好きな物を作ってもらっていたが、本人はあまりやる気がないみたいだった。 さて次の週は着色。パレット代わりに開いた牛乳パックを持って来てもらったのだが、H君はこの牛乳パックの上に赤と緑の絵の具をおもむろにチューブからブチューとだしてグワーってかき混ぜて、紙粘土をはりつけた瓶をその上でごろごろ転がして着色するというパンクな荒技をやってのけた。 「できたから外で遊ぶー」なんていうHくんに「ふざけないの!」とお母さんは叱っている。でもその作品はよくよくみると大胆かつ自由闊達な感じがした。同じいい作品ができるのならば、それにかかる所要時間が短い方がいい訳で、「牛乳パックの上を転がすとはなんと痛快あっぱれなやつぢゃ!思う存分おそとで遊んで来なさい!」と言ってやりたいところだが、そうすると「ぼくも〜わたしも〜」てなことになるし、なによりも独力で傑作ができるとなると絵画教室自体のアイデンティティーが危ぶまれるので、そうは言えなかった。 ともあれ完成したというのでドライヤーで絵の具を乾かしてニスを塗らせ、さあどうしようかなと考えていたらHくんが「やっぱりもうちょっと描く」と言い出したのでちょっと一安心。再びニスをドライヤーで乾かして加筆。やっぱり短時間で仕上げたけど納得できたようなのでよかった。 H君の作品 いびつな形と渋い色が気持いい 製作中も彼の気持ちは画面後方のブランコや鉄棒にある 一方、Mちゃんは花の形のおはじきを紙粘土に押し付けてたくさん模様を作った。模様をつける位置にもこだわりがあるようで慎重におはじきを押し付けていた。着色の段階では最初の5分くらいは絵の具をぐにぐに混ぜているだけでなかなか最初の一筆が入れられない。スロースターターなのだ。 つきそいのおばあちゃんに促されようやく塗りはじめるが、どこに何色を塗ろうかものすごーく考える。花の中心と外側の色も塗り分けて描くので作業の進行は遅いけど、すごい集中力がある。他の子が遊び始めてももくもくと1人で描いている。結局この回では終わらずもう1回着色の時間を作ったんだけどそれでもまだ納得せず。その次の回でようやく完成。 みんな違ってみんないい。 Mちゃんの作品2週目 最終的に約4か月後に完成
by amadylan
| 2005-02-23 07:06
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