11月生まれの娘の誕生日に毎年木彫りの動物をプレゼントにしていたんだけど去年はあれれあれれという間に誕生日もクリスマスも過ぎてしまい、こりゃイカンと一念発起、木を彫り彫り正月を迎えたのだ。
最近アルパカとかビクーニャとかリャマとか区別がつかないんだけどそんなのを描くのがマイブームなのでそれをモチーフにしてみた。
この彫る作業ってのは何ていうのかな、絵を描く時とは魂の入り方が大きく違う。
テレビを観てたり誰かと話をしたりの〜ながら作業であっても自分の手先はしっかり自分のやるべき作業に没頭している感、てのがある。
指先や手のひらが木の肌を撫でたり握ったりしたその感覚をたよりに手が木を彫り進んでいく。
肉体を使う適度な疲労感が脳みそに余計な事を考えさせないので、長い時間作業に没頭出来る。
まあ、作品の完成に要する時間も長いのだけど、、、
こんな風に絵を描けたらいいのになあ、とちと思う。
あけましておめでとうございます。今年もよろしく。