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ウルゲンチから30km離れたヒヴァという街の中にまわりをぐるりと城壁で囲まれたイチャン・カラという旧市街がある。サマルカンドの建造物が点在していたのに対して街全体が遺跡であって、路地を練り歩いていると何世紀も前の交易が栄えていたころにタイムトリップしそうである。 3人でカフェで食事をしているとアジア系の美女が近くのテーブルでお茶を飲んでいた。どこの国かはわからないけれど明らかに旅行者なので声を掛けてみるとなんと日本人だった。 こんな最果ての街でありえない日本人の美女に会えたことに一同驚きそして喜ぶ。 謎の日本人美女N嬢はウズベキスタンの旅を始めたばかりで、これからブハラ、サマルカンドをまわって首都タシケントまで行く予定だという。 (他にコースの取りようもないのだが)ぼくたちも同じ様なコース日程なので一緒に移動しようということになった。 N嬢は以前モロッコも1人旅をしたことがあり、共通の話題で楽しむ事が出来たけど、N嬢が自分の原風景が砂漠だと言うのでちょっと驚いた。小さい頃、砂場遊びばかりしてたのかしら。 この旧市街の中に宿をとることができたので、ライトアップされた夜の街も少し歩いてみる。浮かび上がる モスクやミナレットが手塚治虫の描く未来都市のようだ。昼間は地元のディスクミュージックがキンキン鳴り響き今ひとつムードに欠けていたけど、このナイトウォークすごく幻想的だった。 ヒヴァからブハラに移動。やはり歴史的建造物の立ち並ぶすばらしい街なのだが、同じ様な建造物ばかり見続けていたせいか感動が薄れて来た。 ついでに言うとこの投稿の写真もどこの街だかよくわからない。 長期旅行をしているとすばらしい体験をしても感覚が麻痺するというか、感動のキャパシティを越えてしまうというか、好奇心が薄れおっくうになり随分と色々なものを見過ごして来てしまう。 あとから、なんであそこに立ち寄らなかったのか、誘われた時一緒に行っていたらなあという場面がたくさん思い起こされる。でもそのときはいっぱいいっぱいだったんだ。 だから短期旅行でピンポイントでいろいろな場所に行くってのも、日常、非日常の緩急の切り替えがしゅっとしててすごく楽しいと思う今日この頃。 てな訳で自分はわりとゆるゆるとした気持ちでブハラ、そして再びサマルカンドを散策したのだけれど、修学旅行の様にくつろいで遺跡巡りができるのは大変に気持ちがよろしい。 女子がいると会話の幅が広がりいいですな。 巨大都市タシケントに戻るとN嬢、O君はそれぞれ日本に帰るのでお別れだ。短い日数だっけけれど濃密な中央アジアンタイムを共有した旅の友だったのだ。
by amadylan
| 2011-05-12 14:05
| 旅(回想録)
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